こんにちは、株式会社エースキューブの相澤です。
長いコロナ禍を経て、また街に訪日外国人が戻ってきましたね。
ってことで急いで多言語メニューを用意する、または翻訳機を使って翻訳をするなど工夫している方も大勢いらっしゃると思います。
今回は、インバウンドに携わって15年が経ち、そこで得たノウハウをご紹介したいと思います。
多言語メニューで大切なことは、「伝わる翻訳」をすることです。
ここ大阪の名物料理と言えば「たこ焼き」。
今では台湾、香港、タイ、シンガポール、インドネシアでも「Takoyaki」が販売されていますがアジア圏以外では、まだまだ未知の食べ物。
そこで直訳をして「Grilled Octopus」としてしまうと、「タコのグリル焼き」となってしまい見た目と大きく乖離してしまいます。
そもそも「Takoyaki」と記載したところで意味は通じないです。
たこ焼きとは、「小麦粉と卵、だし汁で作った生地に、小さく切った生タコを入れて焼いた軽食」と説明すると、とても親切丁寧な説明になります。
アレルギーへの配慮や宗教上の問題もあるので、調味料も注意しなければなりません。
たこ焼きのソースはイスラム国では禁止されている調味料が入っているので、ハラルソースも現在は用意されています。
インバウンド対応とは、全世界へ対応する。
難しく説明する必要はありません。
何がどのように調理され、どんな調味料が入っているか明確にするだけです。
出来上がった写真を記載するのも、どんな食べ物なのか想像できるのでオススメです。